産後の反り腰が起こす身体の不調とは
こんにちは。
府中市の東府中駅から徒歩30秒、整体院りむーぶの塩田です^^
私は以前、都内の産後骨盤矯正が人気の整骨院で産後専門コースの担当者として勤務し、現在は自分で開業した整体院で多くの産後ママにご来院いただいております。
今回はそんな私が見てきた産後の反り腰の症状や原因、改善ポイントをお伝えしていきたいと思います^_^
下記の症状に当てはまる方は反り腰である可能性が高いので最後までお読みいただき、産後反り腰の改善にお役立てください。
産後反り腰で起こる代表的な症状
慢性腰痛
慢性腰痛と反り腰はどちらも股関節や太ももの筋肉の影響を受けていて、反り腰である場合は慢性腰痛になる可能性が高くなります。
- 仰向けで寝ると腰が痛い。
- 朝起きるときに腰が痛い。
- 前屈は大丈夫だが腰を反ると痛い。
- 長く立っていると腰が痛い。
などの腰痛がある方は特に、反り腰と腰痛が関連している可能性が高くなります。
反り腰を改善させることで腰痛がなくなることもよくあることです。
ぽっこりお腹
反り腰である場合、お腹など体幹の筋肉がうまく使えていない可能性が高くなります。体幹の筋肉がうまく使えていないと背中が丸まりお腹が前に出ている姿勢になります。
反り腰を改善させることで姿勢が良くなり、ぽっこりお腹の解消にも繋がります。
脚のむくみ
産後、脚にむくみを感じている方は反り腰の影響で骨盤から脚への循環が悪くなっているかもしれません。
脚にむくみの自覚がない方も『なんとなく脚が疲れる』、『ハリ感や重さがある』、『脚が太くなった』などに思い当たる節があれば、反り腰の影響で脚への循環が悪くなっている可能性があります。
特に太ももの前にハリ感がある方は反り腰の可能性大。
産後反り腰の代表的な原因
妊娠中にお腹の重みを支えるため
妊娠中にお腹が大きくなるとお腹の重みで重心が変わります。
お腹の重みで前重心になり、前に倒れないように腰を反らせてバランスをとります。
体幹の筋肉が弱かったり、骨盤周りの筋肉が過緊張していると出産後も反り腰が改善されず、身体の癖になってしまっている産後ママが多くなります。
股関節や太ももの筋肉が過緊張している
股関節や太ももには骨盤にくっついている筋肉がたくさんあります。
その中でも下図の黄色で囲っている腸腰筋や青で囲っている大腿四頭筋の過緊張で骨盤が引っ張られて骨盤の前傾が起こります。
骨盤が前傾するとバランスを取るため腰の反りは強くなり、反り腰になります。
抱っこの仕方
赤ちゃんが成長して重くなってきたり、片手で抱っこして片手で何か作業をする方は赤ちゃんの体重をお腹や骨盤で支えようとお腹を前へ出して腰を反らせます。
このような抱っこの仕方が多ければ多いほど抱っこしていない時にも反り腰が癖ずいてしまいます。
産後反り腰の改善ポイント
産後反り腰の原因筋を緩める
産後の反り腰を改善させるには原因を取り除いていくしかありません。
まずは直接的な原因になる腸腰筋や大腿四頭筋をストレッチして伸ばしたり、緩めます。下の写真はこの2つの筋肉のストレッチの例です。
下のようなフォームローラーやマッサージボールで緩めるのも効果的になります。
※自分に合うやり方、合わないやり方がありますので基本的には時間や強度を軽めから始めて慣らしていってください。
産後反り腰の原因になる身体の使い方を変える
いくら反り腰に関連する筋肉を緩めても反り腰になる身体の使い方をし続ければ一時的な改善しか見込めません。
抱っこして立っている時間が長い方や片手で抱っこしていることがある方は
- 抱っこの合間や抱っこの後にストレッチや筋肉を緩めるセルフケアを行う。
- バランスボールなどを使って座った体勢で赤ちゃんをあやす。
- 家の中でも抱っこ紐などを使用して片手抱っこを避ける
- おんぶができる月齢ではおんぶと抱っこを使い分ける
など、反り腰の原因になる身体の使い方を変えることにより根本的な改善に繋がります。
まとめ
ここまで整体院りむーぶのブログをお読みいただき、ありがとうございますm(_ _)m反り腰が影響する身体の悩みを抱える産後ママに少しでも参考になれば幸いです。
当院では産後に特化した骨盤矯正、痛みや凝りの原因に対する施術を行います。
そのうえで日常生活のアドバイスや一人ひとりに合ったストレッチやセルフケアをお教えいたします。
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