産後の恥骨痛について

こんにちは。
府中市の東府中駅から徒歩30秒、整体院りむーぶの塩田です^^

産後は骨盤の歪みや腰痛、肩こりなど一般的な症状以外にも様々な症状が起こる可能性があります。

今回は出産後に多い悩みに1つ『恥骨痛』についてお伝えして、恥骨の痛みに悩む産後ママに参考にしていただければと思います。

なぜ産後に恥骨痛が起こるのか

産後に恥骨の痛みが起こりやすい原因として
妊娠中に分泌されるホルモンで骨盤が緩くなること、出産で恥骨結合が引き離されることなどがあります。

妊娠中から分泌されるホルモンは『リラキシン』というもので全身の靭帯を緩くします。
骨盤周りではこのホルモンの影響で下図で示した仙腸関節や恥骨結合が緩み、赤ちゃんの通り道(産道)が広がります。

出産で恥骨結合が引き離されることで恥骨結合部分が傷ついてしまったり、仙腸関節や恥骨結合が緩むことで周囲の筋肉に負担がかかり恥骨の痛みとなります。

産後の恥骨痛が起こりやすい期間

出産後〜産後3ヶ月の間に産後の恥骨痛が起こりやすくなります。
特に出産直後には歩けないほどの痛みが起こる方もいます。

個人差がありますが、出産により恥骨結合部分が傷ついたことで起こる痛みは産後2〜3ヶ月以内に軽快していくことが多くなります。

骨盤の開きが改善していない、日常生活で知らず知らずのうちに恥骨周囲に負担がかかる体勢や身体の使い方をしている、恥骨痛に関連する筋肉の状態改善が必要である場合などは産後の恥骨痛が長引く可能性があります。

実際、当院には産後1年以上が経過していて、恥骨痛に悩んで来院される方もいらっしゃいます。
また、恥骨の痛みと自覚していたものが実は尾骨の痛みや仙骨の痛みという可能性もあります。

産後1ヶ月以上が経過しても恥骨の痛みがある場合は痛みが悪化したり、長引いたりしないように産後に詳しい整体院でケアすることをおすすめします。

※上記の『なぜ産後に恥骨痛が起こるのか』であげた通り、妊娠中から恥骨の痛みが起こる場合もあります。

産後の恥骨痛対策

骨盤ベルト

出産後すぐの恥骨痛は骨盤ベルトで骨盤の安定させることで痛みが緩和する可能性があります。

産後の骨盤ベルトで有名なのは『トコちゃんベルト』。その中でも最もよく使われているトコちゃんベルトIIの付け方はこちらのブログで紹介してます。

恥骨の緩みや痛みが強い方はトコちゃんベルトIが推奨されています。
詳しくはトコちゃんベルトの青葉のサイトからどうぞ。

痛みが出る体勢や身体の使い方を変える

恥骨周囲に負担がかかる体勢や身体の使い方をしていると痛みが長引きやすくなります。
座り方や寝方、赤ちゃんの抱き上げ方などを変えることで恥骨周囲の負担を軽減させることが可能です。

関連するブログを貼りますので、恥骨痛がある方はこれらを参考にご自身がよくしている体勢や身体の使い方を見直してみてください。
『産後の骨盤を整えるうえで気を付けたい座り方』
『産後の骨盤を整えるうえで気を付けたい寝方』
『産後にやってはいけない身体の使い方』

産後に特化した整体院

産後1〜2ヶ月が経過しても恥骨痛が治らない場合、骨盤の開きや歪み、腰痛、股関節痛、むくみ、肩こりなど、恥骨痛以外の症状もある可能性が高くなります。

恥骨痛の対策をしても改善しない方や他の症状もある方は産後に詳しい整体院に相談してみてください。

恥骨痛を改善するためにも、産後の身体を整えて快適な日常生活を過ごすためにも、産後に詳しい整体院で身体の状態を確認して、正しい産後のケアを行っていただきたいと思います。

まとめ

ここまで整体院りむーぶのブログをお読みいただき、ありがとうございますm(_ _)m

このブログをお読みいただいた産後の恥骨痛にお悩みのあなたが痛みを改善させるキッカケになれば幸いです。

当院は産後の骨盤矯正を中心に腰痛、首肩こり、頭痛、膝痛、股関節痛、尿もれ、腱鞘炎、体型や姿勢の悩みなどに対して産後に特化した整体を行い、産後ママが楽しく快適な育児や日常生活を過ごせるようにサポートいたします^^

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