産後の骨盤を整えるうえで気を付けたい座り方
こんにちは^_^
東京都府中市の東府中駅から徒歩30秒
整体院りむーぶの塩田です。
産後はお家で育児や家事をしている時間が多くなるため、床や椅子に座る機会が増えるかと思います。
産後は骨盤が緩いため、何も気にせず座っている時間が長くなると骨盤の歪みや開きの原因になることが多いので
これまで整骨院や整体院、矯正サロンで多くの産後骨盤矯正を行なってきた知識と経験から、今回は『産後の骨盤を整えるうえで気を付けたい座り方』についてお伝えしたいと思います。
良くない座り方
ペタンコ座り
『アヒル座り』や『女の子座り』とも言われる、正座の状態から両脚を八の字に曲げて、お尻を床につけた座り方のことです。
産後に要注意な座り方の代表格です。
よくペタンコ座りをする方の骨盤を確認すると特に骨盤底が広がっている場合が多く、台形おしりになりやすい座り方になります。
産後でなくても良い座り方とは言えませんが、骨盤の開きが残っている産後の骨盤には特に影響が大きいのでやめることをおすすめします。
横座り
『お姉さん座り』とも言われる、正座の状態から両脚を同じ方向の横に出した座り方のことです。
ペタンコ座りと同じく産後に要注意な座り方になります。
骨盤や股関節の歪みになりやすく、骨盤を確認してると、よく横座りをしているのが聞かなくてもわかることが多々あります。
横座りをする女性は多いと思いますが、産後は特に極力控えて、止むを得ず横座りをする場合は数分おきに足の位置や座り方を変えるなどして同じ体勢を長く取らないようにすることをおすすめします。
足を組む
自覚はしていても、ついしてしまうという方が多いかと思いますが足を組むのも骨盤の歪みに影響します。
また、背中が丸まってしまう方が多いため猫背やぽっこりお腹の原因になります。
今までずっと足を組んで座っていた方が産後骨盤矯正をしたことと産後に座り方を意識したことで、自然と普段から足を組まなくなったというお声も聞きますので、産後を良い機会にして足を組まなくても良い体にしたいですね。
どうしても足を組む場合は数分おきに組む足を変えたり、1度足を下ろして座る時間を作ったりと同じ体勢を長く取らないようにしてください。
浅く腰掛けて座る
浅く腰かけて座る場合、骨盤が後ろに倒れます。
骨盤が後ろに倒れるというイメージがしづらいと思いますので写真を貼ります。
上の写真の場合、浅く腰掛けて座っているため骨盤が後ろに倒れ、背中が丸まっています。
このような座り方だと骨盤の開きやぽっこりお腹が解消されにくいうえ、背中が丸まっているため猫背、腰痛、肩こりの原因になる可能性があります。
座っている間に骨盤を起こしたり、お尻や背中の筋肉をストレッチして、やはり同じ体勢を長く取らないように意識してください。
良い座り方
あぐら
あぐらは良い座り方に分類させていただきましたが、腰が丸まってあぐらをかいている場合は浅く腰掛ける時と同様に骨盤が後ろに倒れ、背中が丸まってしまいますので良くありません。
よく床に座る場所にあらかじめ厚めのクッションなどを置いておき、左の写真のようにお尻の位置を高くし、あぐらをかいてみてください。
床に直接あぐらをかくよりも姿勢がよく座ることができるかと思います。
左の写真は大判タオルを使っていますが、厚めのクッションくらいの高さがある方が良いかと思います。
正座
正座は骨盤が後ろに倒れづらく背中が丸まりづらい産後に良い座り方の1つです。
上の写真のようにタオルを丸めて、またはクッションを両足のかかとの間で挟み、お尻を乗せます。
このように丸めたタオル、またはクッションを使うことで正座が苦手な方も楽に正座ができるかと思います。
椅子などに骨盤を立てて座る
浅く腰掛けて座るのは良くありませんが、深めに腰掛け骨盤を立てて座るのは良い座り方と言えます。
座り方を意識するようになることで腰や背中が丸まっていることに気付く方も多いかと思います。
そんな時は骨盤が後ろに倒れて腰や背中が丸まっている場合が多いので、気が付いたら骨盤を立てる意識をしてください。
上の写真のようにお尻の後ろ側1/2〜1/3に折りたたんだタオルや薄めのクッションを入れることで自然と骨盤を立てやすくなるので、必要な場合はあらかじめタオルやクッションを椅子に置いておくと良いかもしれません。
まとめ
今回は産後ママにとって良くない・良い座り方をお伝えさせていただきました。
産後骨盤矯正をするうえで座り方を意識できるかどうかは歪みや開きの改善に大きく影響します。当院の産後骨盤矯正についてはこちら。
たまにはソファーでだらっと座るなんて時もあって良いと思いますが、座り方を意識して産後の体を変えることに役立てていただければ幸いです。
良い座り方でも長時間同じ体勢は体の負担になるので、気付いた時に座り方を変えたり、ストレッチを入れたり、家の中を歩いたりしてください。
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