産後の尿もれについて
こんにちは。
府中市の東府中駅から徒歩30秒、整体院りむーぶの塩田です^^
産後は骨盤の歪みや腰痛、肩こりなど一般的な症状以外にも様々な症状が起こる可能性があります。
今回は出産後に多い悩みに1つ『尿もれ』についてお伝えして、尿もれに悩む産後ママに参考にしていただければと思います。
腹圧性尿失禁
女性に起こる尿もれのタイプは多くの場合、腹圧性尿失禁と言います。
この原因は骨盤底筋という骨盤の底についている筋肉が弛緩するもので加齢や出産直後・妊娠中の尿もれの経験、出産後に体を休める期間を作れなかった経験が関連しているようです。
産後の尿もれは一旦軽減しても中高年の時期に再発する可能性があるため妊娠中・出産後の予防や改善が大切です。
骨盤底筋とは
骨盤底筋とは上の写真のように骨盤の底にハンモック状についている筋肉で膀胱や子宮、直腸などの臓器を正しい位置に支えています。
そして排泄のコントロールを行う役割があります。
妊娠・出産でこの筋肉にダメージがあったり、筋弛緩を起こすことで産後に尿もれが起こりやすくなります。
産後尿もれの改善方法
1. 産後骨盤矯正
出産後に骨盤が不安定な状態だと骨盤についている骨盤底筋がうまく使えなくなります。骨盤の矯正を行うことで骨盤を安定させて骨盤底筋を含めた骨盤周囲、さらには体全体的な負担を軽減させることができます。
当院でも産後骨盤矯正をうけて尿もれが改善された方が多くいらっしゃいます。
2. 骨盤底筋トレーニング
弛緩してうまく使えていない骨盤底筋をトレーニングすることで本来ある役割を行える状態に持っていきます。
トレーニング方法
1. 仰向けになり膝を立てます。膝の間はこぶし1つ分程度開けます。
2. お尻を締めて、おしっこを止めるように力を加えます。
3. 5秒〜10秒程度力を入れたままキープします。
※力が入れにくい方は1秒でも2秒でも構いません。自分に合ったペースで行い、徐々に秒数を伸ばしてください。
4. ゆっくり力を抜きます。
1セットを10回として少なくても毎日3セット以上行ってください。
痛みがある方は無理に行わずに専門家にご相談ください。
3. 姿勢や体の使い方
筋肉がうまく使えなくなったり、固まったりする原因の1つとして姿勢や体の使い方があります。
腰から背中がだらっと丸まった座り方をしていると骨盤底筋の弛緩が改善されにくくなります。産後の座り方についてはこちらをご覧ください。
また抱っこの仕方、立ち方、歩き方などの姿勢や体の使い方に癖があることで体が歪み骨盤周囲の回復が遅れたり悪化することがあります。
その他の要因
産後のストレスや睡眠不足、食事バランスなどが体の回復を遅らせる要因になります。
育児中はしょうがないと思われる方もいらっしゃると思いますがたまにはご主人がお休みの日にお子様を預けてリフレッシュする時間を作ったり、散歩などの軽い運動やストレッチをしたり、整体などで体を整えることで身体の負担を取り除いたりすることでより快適な生活を過ごせる身体になっていただければと思います。
まとめ
ここまで整体院りむーぶのブログをお読みいただきありがとうございますm(_ _)m
今回は産後に多い悩みの1つ『尿もれ』ついてお伝えさせていただきました。
尿もれは産後に初めて経験する方が多いようです。初めてのことで不安な方もいらっしゃると思いますが多くの産後ママが経験するものです。
現在、そして将来再発しないためにしっかりと改善や予防の知識を持っていただければ幸いです。
整体院りむーぶでは産後に特化した骨盤矯正・整体を行っております。またその経験から他院よりも産後の身体に対してより専門的なアドバイスやセルフケアをお伝えすることができます。
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